近未来兵装のテストを兼ねて作られた戦艦。初期はいろいろに詰め込んだただの駆逐艦を想定していたが、小型化すればするほど性能あたりのコストは増えるとわかっていたため(+電力供給の問題もアリ)、結局戦艦になってしまった。テスト作品のくせに正規軍の装備になっている上、実戦能力も高い。
航空母艦に搭載予定のプラズマ浮上加速カタパルトをテストするために航空機運用能力も与えられたようである。また、宇宙戦艦の装備のテストのため、飛行も可能。
テストとはいえ、莫大な予算を無駄にすることは許されないため、通常の戦闘艦よりも力を入れて作られている。
デコレーションが妙に少女漫画チックだが、これは設計者が少女漫画作品「美少女銃士ソーラードレス」のファンであるため。
以下は兵装。
主砲:四連装38.1cmレールガン×3
副砲:連装中性粒子ビーム砲×6、四連装30.5cm砲×2
対空:単装レーザー砲×12、電撃・30mm機関砲複合CIWS
*5×8
ミサイル:F-3 SAM発射装置
*6×4、16セルVLS×2
魚雷:533mm魚雷発射管
*7
艦載機数は12機。
満載排水量は6万トン。
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実のところ、この船は
ギョギョロ・デ・ギョール製造の技術面における下準備として製造された艦艇である。このことは竣工時の開示までは他国への機密保持のため連合軍両国の中枢しか知り得ない情報であった。
また、この艦艇の装備自体情報開示まではかなりスペックが低く記されていたため、あまり海外の注目を浴びていない。
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