概要
この世界で発生した地震と共に大陸ごと異世界から転移してきた国家。
現実世界よりわずかに進んだ科学力を持つ。
地形
北部から南東部にかけてマージェレント海があり、マージェレント海のソーリフェル諸島もノースレアルの領土である。
転移の際はこの海と諸島も転移してきた。
北西部から西部にかけてはトロール山脈があり、昔から鬼の国に繋がると恐れられた。
南部にはレアル山脈があり、南北レアルを隔てている。
南西部にはアーレイ丘陵があり、西部の隣国との国境線もここにある。
政治
議院内閣制であるが、国全体に一部の政党の影響が少なからず存在する。
農業
年間を通して比較的穏やかな気候であり、産業革命前は農業が盛んであった。
現在は食料品・農業製品は半分ほどを輸入に頼っている。
工業
産業革命直後は工業力は他国と比べて劣っていたが、他大陸で起こった国家紛争に対し、国連加盟国として援軍を送ることになった際に技術格差が顕著に現れたことから急激な工業化が進められた。軍事力増強もこの頃から。
軍事
軍事国家であり、現在でも(前世界基準で)有数の軍事力を持つ。
その反面、天然地下資源に乏しい。
かつてはレアル連邦という国家であり、サウスレアル州に存在する膨大な量の天然資源がレアルの軍事力を支えていたが、世界大戦期に枢軸側にいたために、サウスレアル州は現在は元連合軍の国家によって信託統治領にされている。
一度軍は解体されたが、世界大戦後の冷戦期に連合軍の戦力とするために元連合軍の監視の元で再建された。現在はナンク大陸における抑止力、あるいは防衛戦力として、大戦前以上の軍事国家となっており、今世界(この世界)に移転したことで元連合軍による監視は実質的になくなった。
第一次世界大戦における他国の航空機の活躍、第二次世界大戦における自国の空軍の活躍から、現在まで空軍偏重とも言える軍の構成が特徴。それ以前は海軍が陸軍より比較的力を持っていた。